ぷすか

身体によいこと、運命によいこと、ちょっといいお話など

ばあちゃんのカンカン

昨日、ふと、あることを思い出してなんでこんなことを思い出すんだろうと

思っていました。

その思い出したこととは全く関係ない動画を見てた時です。

 

「なんの関係もないのになんで思い出すのかな」って思いました。

 

幼い頃のことで、(私は祖母に育てられたのですが)私が描く絵を祖母は

黒くさびた大きなハサミで切りぬいて、古いお菓子の缶に入れてくれて

いたのです。

 

ある日、雑誌の付録にあった綺麗な着せ替えの切り抜きがあって

それを缶に入れたくなって、私はそのばあちゃんが私の絵を切り抜いて

集めていたくれた切り抜きを捨てて、きれいな着せ替えの切り抜きと入れ替え

たんです。

 

ばあちゃんはちょっと悲しそうな顔をしていたと思います。たぶん。

 

そのことを高校生になって友人に話したことがあるのですが「あ~あ。せっかく

すっごい宝物になったのに。」と本当に残念そうに言ってたのが印象的でした。

 

それからも、なにかちょこちょこと折に触れ、そのことを思い出しては胸がキュンと

したりしてました。

 

そしてまたすっかり忘れていたことをなんでこんな時に、というタイミングで

思い出し、「なんでだろう」って、主にも「どうして思い出すんでしょう?」と

聞いたりしました。

 

そうしたら、なんと、今日たまたま見たモトイさんの動画でドンピシャリの

フレーズが!

 

「神様の御力によってポンと思い出させてもらえた」

 

その祖母の愛を。

 

あったかさ、とか、本当の価値っていうんでしょうか。

 

雑誌の付録のきれいな着せ替えの切り抜きは、そりゃあ自分の絵より見栄えが

良くてきれいでした。

でも子供だったから、婆ちゃんがカンカンに、ひとつひとつ私の描いた絵を

切り抜いて集めていてくれた価値が分からなかったんですね。

 

ばあちゃん、ごめんね。

 

私がその価値をもう間違えることがありませんように。

 

大きなあったかいものを主は思い出させてくれたんですねー。

 

そしてドンピシャのシンクロに感謝します。

 

 


「現在と過去の癒し」へブル書12章2節3節